本文では、TOEFL iBT114点、Speaking27点を取得した私が、各タスクで使用したテンプレートを紹介します。
前提として、「非帰国子女が使いやすく」、「シンプルで汎用性があり」、「高得点(素点3点、4点)を目指す」ことを念頭に作成したテンプレートです。
また、テンプレートをカスタマイズしたい方向けに、同義語もまとめています。
それでは、早速見ていきましょう!
TOEFL iBTスピーキング タスク別テンプレート
Task 1
I __________(意見)____________, and there are two reasons for that.
First, _____________(1つ目の理由。2~3 文)_________________.
Second, ___________(2つ目の理由。2~3 文)_________________.
Therefore, ______________(まとめ)__________________.
Task 2
The article states that __________(大学の決定事項。1文)__________.
The reasons are that_______(1つ目の理由)________ and _________(2つ目の理由)________.
However, the man/woman disagrees (/agrees) for two reasons.
First, ________________(1つ目の理由。2~3 文)_____________________.
Second, ________________(2つ目の理由。2~3 文)_____________________.
Therefore, ________________(まとめ。1文)____________________.
※賛成のケースも( )内に記載しましたが、スピーカーは反対するケースが多いです。
また、賛成の場合は、テンプレート中のHoweverは削除になりますので、ご留意ください。
Task 3
_____(概念名)____ is a concept that means __________(概念の定義)____________.
The professor gives the example(s) of _____例①_____ (and _____例②_____) to illustrate this concept.
____________例①の概要___________.
____________例②の概要___________.
Task 4
The listening is about ____________(お題)______________.
First, the professor talks about_______(ポイント①)________ .
_______________(例①)__________________.
Next, the professor talks about ______(ポイント②)_________.
_______________(例②)__________________.
テンプレート利用の留意点
テンプレートを使うと、回答が自然と構造化され、効率よく回答できるのでおすすめです。
他方、2点留意点がありますので、共有します。
テンプレートがキレイ=高得点とはならない
当たり前ですが、テンプレート化可能な部分は、そうでない部分に比べ、回答時間に占める割合が低いです。
そのため、テンプレート部分よりも、非テンプレート部分の質で採点が決まります。
テンプレートが決まったら、テンプレートを如何にキレイにするかよりも、内容を充実させる方に頭を割きましょう。
Cheatingと判断されるとアウト
「この人、発言内容が完全にコピペだ。詐欺だ!」とETSに判断されると、減点扱いになります。
え、じゃあテンプレート使えないの?と不安になりそうですが、上記紹介した内容であれば、どれも一般的な表現なので、減点となる可能性はほぼ0です。
「丸々コピペは不安」という方は、テンプレートを適宜カスタマイズください。
カスタマイズ方法は、本記事下部でまとめています。
(追加)テンプレートは新形式に対応しているか
ご存知の方もいるかもしれませんが、TOEFL iBTは2019年8月頃に改定があり、スピーキングは元々の6つのタスクから、4つに減少となっています。
具体的には、旧Task 1とTask 5が廃止となっています。
そのため、改定前の参考書等を使用している方は、余分に準備・対策しないよう、必要なパートのみ参照してください。
テンプレートのカスタマイズ
テンプレートを見て、「自分用にカスタマイズしたいな」と思った方向けに、代替表現をいくつか挙げていきます。適宜選んでお使いください。
Task 1 代表的な同義語
理由は2つあります。
- I have two reasons (for that)
- There are two reasons (for that)
- … for two reasons
- … for a few reasons/for a couple of reasons※
※理由は「いくつか」ありますという意味になります。2つの場合も利用可です。 - 省略※
※「理由は2つあります」の一文自体を省略することも可能です
1つ目の理由は~、2つ目の理由は~。
- First, …. Second, ….
- Firstly, …. Secondly, ….
- To begin with, …. In addition/Additionally/Furthermore/Moreover, ….
- The first reason is that…. The second reason is that….
なので/まとめると、~です。
- Therefore,/For these reasons, /That’s why ….
- To sum up/In a nutshell/In conclusion, ….
Task 2 代表的な同義語
彼/彼女は反対です。
- The man / woman disagrees / thinks differently / thinks it’s a bad idea.
彼/彼女は~に反対です。
- The man / woman disagrees with / opposes / is opposed to / is against ….
Task 3 代表的な同義語
~は~という概念です。
- …(概念名) means …
- …(概念名) is defined as … (-ing※)
※define asの後には名詞が続くので、動詞を使用する場合は-ing形式にする必要があります。ご留意ください。
教授は~の例を挙げて、この概念を説明しています。
- 教授(若しくは教師、講義等)
- The professor/teacher/lecture/listening
- ~の例を挙げて~を説明
※主語が一人の教授(単数)のため、動詞も単数形(-s)としています- gives the example of/uses the example of…to illustrate/clarify/explain/…
- elaborates on … by giving the example of/by using the example of…
Task 4 代表的な同義語
Task 1~3でカバーされていますので、そちらを参照ください。
まとめ
本日は、TOEFL iBTスピーキングのテンプレートを紹介しました。
これでベースが整いましたが、よりスコアを上げるためには、ETSがどのような観点で採点しているかを知ることも重要です。
採点基準は、こちらの記事で解説していますので、ぜひご参照ください。
また、タスク別の回答のコツや、テンプレートを使った回答例は、以下の記事で解説しています。
合わせてご参照ください。
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