TOEFLスピーキング Task 1解答のコツ【27点を取ったコツと回答例】

Speaking

本文では、TOEFL iBT114点、スピーキングで27点を取った私の、Task 1解答のコツを紹介します。

Task 1はテーマが豊富な上、準備時間が短く、「…何を答えればいいんだ、頭真っ白だよ…」となりがちではないでしょうか。

しかし、ポイントを押さえ、練習を重ねれば、必ず回答できるようになります

シャイで喋るのが苦手という方も、確実に上達しますので、安心してください。

それでは、早速見ていきましょう!

Task 1 回答の構造

Task 1では、与えられたお題に対して、自身の意見を述べていきます。

以下の構造で回答すれば、意見をクリアに述べることができるでしょう。

  • 意見(私はこう思う)
  • 理由(なぜならば、~)
  • 例(具体的には、~)

上記をテンプレート化したものが以下です。

構造や表現が決まることで、回答効率が格段と上がるため、テンプレートは持っておくことをおすすめします。

I __________(意見)___________, and there are two reasons for that.

First, _____________(1つ目の理由。2~3 文)________________.

Second, ___________(2つの理由。2~3 文)________________.

Therefore, ______________(まとめ)__________________.

Task 1 解答のコツ

つづいて、解答の流れに沿って、ポイントを記載していきます。

問題確認時のコツ

本試験時、問題文はPC画面上に表示され、スピーカーにより読み上げられます。

この時のポイントは、問題文は聞くより読んだ方が速い、という点です。

問題を確認できたら、スピーカーが読み終えるのを待たずとも、次フェーズ(回答内容を考えるフェーズ)に入れます。

そのため、「問題文を、そこそこの速さで読める」ようにしておくと良いでしょう。

準備時間(15秒)におけるコツ

準備時間にやるべきことは、以下の3つです。

  • ①スタンスを決める
  • ②理由を考える
  • ③具体例を考える

※慣れるまで少し努力はいりますが、慣れれば思考が早くなります。

①スタンスを決める

お題に対して、賛成か否か、自分のスタンスを決めます。

時間が限られているため、1、2秒でぱっと決めることをおすすめします。

②理由を考える

賛成にしろ、反対にしろ、なぜそう思うかの理由を述べる必要があります。

必須ではありませんが、理由は2つ挙げるのが一般的です。

理由が2つ思いつかない場合は、問題を見る視点を変えてみると良いです。

※例えば、学生の視点で考えていた場合、先生の視点でも考えてみる、といった具合です。

視点を変えるだけで、理由が面白いほど思いつくようになります。

③具体例を考える

自分が挙げた理由をより具体的に説明するための例を考えます。

具体例は、以下のようなものがあります。

  • 身近な例(例:私は、私の家族は、私の学校では、私の友達は・・・)
  • 一般的な例(例:学生/社会人は、家族は、学校は・・・)
  • 統計データ ⇒難易度が高いので、あまりおすすめしません

ETSが提供しているサンプル回答を見て頂くとわかりますが、例は簡単なものが多く、身近な例でも全く問題ありません。

なので、難しく考える必要はなく、「なぜその理由が成立するか」がわかる例を考えましょう。

回答時間(45秒)におけるコツ

回答時は、以下の2点を意識すると、スコアアップにつながります。

  • ①タイムマネジメント
  • ②流暢さ

①タイムマネジメント

お題に対し、賛成か反対かを述べ、2つの理由をもって自身の意見を説明するとします。

その際、回答時間が45秒なので、1つ目の理由は回答時間の半分より少し長い23~25秒ぐらいまでに述べ終えると良いでしょう。

⇒1つ目の理由を解答時間の半分より少し長めに設定しているのは、1つ目の理由の方が思いつきやすく、話しやすいためです。

 自身の状況に応じて適宜判断・調整ください。

なお、試験時は、PC画面上にタイマーが表示されるので、時計等の持参は不要です。

②流暢さ

表現したい内容を難なく表現できるよう、日々の学習において語彙力を積み上げていくことも必須ですが、回答時にできることは、以下があります。

  • シンプルでも良いので、まずは表現する

 ⇒「かっこいい表現」を脳内探索していると、すぐ時間切れになります。まずはアウトプットしましょう。

  • つなぎの言葉を使う

 ⇒日本語では「うーん」、「えーっと」、「あのー」等と言いまよね。

  英語では “well”, “like”, “umm”等を使います。多用は良くないですが、時間稼ぎしたい時に使いましょう。間が空くよりは、減点の可能性が減ります。

Task 1 回答例

それでは、ETSのサンプル問題をもって演習してみましょう。
https://www.ets.org/s/toefl/free-practice/speaking.html

State whether you agree or disagree with the following statement.
Then explain your reasons, using specific details in your explanation.

Learning through online courses is more effective than learning in the traditional classroom setting.

Preparation Time: 15 seconds
Record Time: 45 seconds

以下、回答例です。下線箇所が、テンプレート部分になります。

I agree with the idea that learning through online courses is more effective than learning in a traditional classroom, and there are two reasons for that.

First, learning online allows me to learn in a flexible manner. Suppose I’m working and have limited time for study. Even in this situation, I can easily study at home after work or even on my way home if I learn online.

Second, I can be exposed to more diverse contents if I learn remotely. For instance, I can learn about some technologial development that is not yet there in my country from foreign teachers who are experts in the field.

Therefore, I agree that learning online is more effective.

参考までに、回答準備時間に考えた内容も共有します。

  • スタンス:賛成
  • 理由①:flexible。
  • 例:社会人でも、時間・場所の制限なく受講できる
  • 理由②:more diverse contents。
  • 例:母国にはないコンテンツについて、外国にいる教師から学べる

まとめ

本日は、TOEFL iBT Speaking Task 1解答のコツを紹介しました。

以下に、ポイントをまとめます。

ステップコツ/ポイント
準備(15秒)①スタンス:1、2秒でぱっと決める
②理由:2つ挙げるのが一般的。理由が思いつかない場合は、視点を変えてみる
③具体例:「なぜ上記理由が成立するか」がわかるレベルで考える
回答(45秒)①タイムマネジメント:一つ目の理由は23~25秒ぐらいまでに述べ終える
②流暢さ:シンプルでも良いので、まずは表現する 。つなぎの言葉を使う(“well”, “like”, “umm”等)。

こちらの記事で、Task 1の例題を用意しています。ぜひ、練習に活用ください。

また、以下の記事でTask 2~4解答のコツをまとめています。合わせてご参照ください。

コメント

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